○建築士
建築士法で定められた資格で、新築・リフォームを問わず一定規模以上の建築物を設計、工事監理するのに必要な資格です。取り扱える建物の規模によって「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3つに分類されます。
○マンションリフォームマネジャー
財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが行う試験に合格し、登録された資格者です。マンションの特性とその制約に関する知識があり、リフォームプランのほか、管理組合等との調整や、工事施工者への指導・助言など、マネジャーとしての役割を担います。
○インテリアコーディネーター
社団法人インテリア産業協会が認定する資格で、インテリア空間を構成する床・壁・天井・カーペット・照明・家具・カーテン等々の素材や色やデザインを選んだり、組み合わせたりしてコーディネートする室内装飾の総合アドバイザーです。
○インテリアプランナー
財団法人建築技術教育普及センターが認定する資格で、インテリアの企画設計から工事監理までを行う者をいいます。設計や施工にまで関わる点がインテリアコーディネーターとの違いと言えます。
○増改築相談員
住宅の新築工事、あるいはリフォーム工事に関する実務経験を10年以上有する者が、財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが企画したカリキュラムを修了し、同センターに登録している者をいいます。
リフォーム工事の設計・施工・見積り、公的資金の融資、高齢者に対するリフォーム、耐震性向上リフォーム等々の専門的な知識と経験があります。
○キッチンスペシャリスト
社団法人日本住宅設備システム協会が認定する資格で、キッチン空間に設置される各種の設備機器類に関する専門知識をもっている者をいいます。キッチンスペシャリストは、設備機器の機能や仕様、設計上の知識と経験のほか、ガス、電気、水道等の防炎安全対策、建築構造との取り合い等についての法律、技術分野の知識と経験を持っています。
○福祉住環境コーディネーター
東京商工会議所が検定する資格で、高齢者や障害者に対して住みやすい環境を提案するアドバイザーです。医療や介護の知識、建築の知識に加え、福祉用具や福祉行政施策・制度などに精通し、利用者にもっともふさわしい住宅改良や、受けられる助成金・サービスについてもアドバイスしてくれます。1級から3級まであります。
○その他
地方公共団体などでリフォームを行う設計者や施工者の認定・登録を行っている場合もあります。
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